親たちのために生きてきたアダルトチルドレンは、親たちの期待からはずれたことを
自覚すると自己処罰の感情にとらわれる(多くの場合、「自分で自分を罰している」
という意識を欠いた、「ふるまい(無意識の言語)」のかたちをとったメッセージと
して示される)。
具体的には、過食症者によくみられる窃盗癖(彼らの関心をひいているのは窃盗では
なく処罰であり、だからこそ「捕まるまで」盗み続ける)やリストカットなどの
自傷癖、自己破壊的なアルコールやドラッグの使用(「もう目覚めなくてもいい」と
いう無意識の自殺願望)、達成後の抑うつ(アダルトチルドレンは自分が希望していた
結婚や就職などを果たした後にひどい抑うつと無気力におちいることが多い)などに、
彼らの自己処罰の心理がひそんでいる。