ありのままの感情を認知したり表現していては生き残れないようなところで育ってきた
ため、不安、悲しみ、寂しさ、怒り、喜びなどの感情を認知することが不得手であり、
ましてそれを表現することには恐怖さえ感じている。
アダルトチルドレンは楽しむということに罪悪感を抱いており、他人に誘われて遊びに
出かけても、他人が自分をどう思っているかということに気をとられてほとんど楽しめない。
結局、独りで部屋にこもることが多くなり、他者不信をさらに深刻なものにしている。
アダルトチルドレンはまず自分自身に対して嘘をつき、自然な感情を否認して生きている。
感情に対し罪悪感をもったりする必要はないのだということを知らない。
アダルトチルドレンは必要に迫られて「いつわりの自己(共依存的自己)」を身につけたが、
これは彼らにとっては必死にたどりついた救命ボートのようなものなので、
はたから見るとどんなに不適切で苦しそうであっても、なかなかこれから離れようとしない。
またアダルトチルドレンは長い間、親の(物理的・心理的)侵入にさらされながら
生きてきたので、他人から変化をすすめられると侵入されたように感じてしまう。